菜の花畑で写真撮影するポイント
春は草木や花が一斉に芽吹き冬の暗い感じが一変に明るい雰囲気になりますよね。
梅や桜の花を観て春を感じる方も多いでしょうが春を最もイメージする花と言えば菜の花ではありませんか。
冬に何もないように見えた畑が一面菜の花で覆われていると一気に春の訪れを感じることができます。
その一面の菜の花を写真に収めたいと思って撮影したら肉眼で見たような美しさを感じられないことはありませんか?
肉眼で観た時のような広がりを感じるには写真の中に菜の花が凝縮されるような感じに見せることが必要です。
この場合望遠レンズでたくさんの菜の花の距離感を縮めて密度を濃くする圧縮効果を利用してみましょう。
これを使うだけで写真の画面内一面に菜の花が詰まった状態を作り出すことが可能です。
望遠レンズ付きのカメラをお持ちでしたら是非試してみてください。
菜の花畑で綺麗な写真を撮るには
菜の花畑で写真を撮る時に望遠を使うと効果的であることを前項では述べました。
この他にも菜の花畑で綺麗な写真を撮る為のコツがありますので少しご紹介しましょう。
一面に咲いた菜の花を観たらそのままのアングルで写真を皆さん撮られると思います。
が、実際に撮った写真を見たらあまり綺麗じゃないと思うことが恐らく多いでしょう。
ではなぜ目で見た時と写真では違って見えるのでしょう。
その原因は目線にあります。
人間の目で観る時は花が咲いた部分を中心に感じるようになっていますがカメラのファインダーはそのままが撮影されます。
つまり人間は脳で美しく見えるようにイメージを膨らませますがカメラはそのままを撮影しているからイメージと違ったものになると言う訳です。
そこで花が集中している部分に目線を置いて撮影するとかなり違った感じの写真になります。
しかし、目線を変えたり高さを変えたりして撮影するにはかなりの知識とテクニックが必要です。
本当に綺麗な菜の花畑写真を撮影したい時はプロの写真スタジオに依頼するのが一番だと思います。