写真の現像について
今では写真撮影=スマホ・携帯での撮影が一般的になりましたが、元々はカメラで撮影するのが当たり前でしたよね。
カメラ自体も近年は大きく様変わりしていますが一番の変化はカメラのデジタル化ではないでしょうか。
昔のカメラはフィルムを挿入して撮影し、枚数分の撮影が終わると写真屋さんに現像とプリントをお願いしていました。
仕上がる日を待ち遠しく思った記憶のある方も多いでしょう。
ところがデジタルカメラの場合はメモリーカードに撮影した写真を保存し、その場でプレビューも確認できますし、納得いかない時はその場で削除もできるので何度でも撮り直しが可能です。
また、フィルムではないので現像自体が必要ありません。
このフィルムの現像の仕組みについてですが、デジタルカメラしかご存知のない若い世代の方は現像という言葉すら知らないかもしれませんね。
では簡単現像とはどういう物か紹介しましょう。
写真館で撮影したときの現像日数はどの程度?
デジタルではないカメラはフィルムを使用して写真撮影をします。
が、このフィルムは撮影をしただけでは写真として見ることができません。
またカメラからフィルムを取り出す時に太陽の光に当ててしまうと色が変化してダメになることが多くなります。
暗室と呼ばれる太陽光や蛍光灯の光の入らない場所で専用の薬品でフィルムを処理し撮影された映像を浮かび上がらせてその映像を定着させる一連の処理を現像と言います。
この現像したフィルムが一般的にネガフィルムと呼ばれるものでこのフィルムから写真用の用紙にプリントして初めて写真として閲覧ができます。
この一連の作業は一般家庭では困難なため、現像+プリントを専門とするお店がたくさん存在していたわけです。
現在だと写真館で記念写真をお願いした時にこの現像が必要になる場合があります。
では日数はどの程度と考えておけばよいのでしょう。
昔は写真が完成するまでに1週間くらいかかることも多かったようですが現在は現像だけであれば数時間で終わることが多いようです。
したがって当日にアルバムにする前の写真を確認することも可能になっています。