赤ちゃんが生まれたその日から、度重なる授乳やおむつ替え、入浴と睡眠もままならない生活が始まります。
赤ちゃんのお世話で、毎日があっという間に過ぎていきますが、日々の生活で子どもの姿を残しておくことを忘れないでください。
赤ちゃんは日々ものすごいスピードで成長しています。
振り返ってみて、お母さんとお父さんがその成長の姿を見逃してしまった、もしくは、思い出せないなどと後悔しないために、忙しい育児の合間ですが、子どもが生まれた新生児の時から、毎月同じ場所で、家族で写真を撮っておくことをお勧めします。
どの親御さんも、新生児の頃の赤ちゃんの姿は写真に収められていると思いますが、一歳までは成長が特に目まぐるしく、抱っこの姿からお座り、ハイハイ、つかまり立ちとさまざまな様子が映し出されるでしょう。
家族写真のポイントは新生児の頃から、毎月同じ場所で、です。
そうすることで、より子供の成長の度合いが分かりやすく比較できます。
フォトスタジオなどで、きちんとした写真を残すことも良いですが、どうしても高額になりがちです。
普段の家族写真は、例えばご自宅のリビングのソファでゆったりと座って撮っても良いでしょう。
3ヶ月の頃には横向きに抱っこされていた赤ちゃんが、9ヶ月ではちょこんと一人でソファにお座りしているかもしれませんし、2歳の頃には、写真を撮りなくなくて、ソファから下りて、ぐずぐずした幼児になっているかもしれません。
それも一つの成長過程が同じ場所で撮影することで、実感できると思います。
また、ダイニングでの家族の食事風景を残すのもユニークです。
ハイチェアに座った離乳食の始まった5ヶ月の赤ちゃんが、1歳では手づかみで洋服を汚しながら一人で食事しようとしています。
やがて3歳ではハイチェアも卒業し、家族と同じダイニングチェアに座って家族と同じ食事をとっていることでしょう。
毎月の家族の食事風景を残すことで、子供の食育に関しての成長を見ていくことができます。
毎月家族で写真を撮るなんて、大変だと仰る方もおられるかもしれません。
しかし、子供の成長する姿は、普段の生活の中に溢れています。子供の成長に置いていかれないように、その何気ない日常を家族で残していきませんか。